2011年1月8日土曜日

ンビエンモンデン!

あけましておめでとうございます!
ンビエンモンデン!グルンシ語であけましておめでとう!
今年もよろしくおねがいします!
紅白も、かくし芸もないブルキナのお正月は、REOのみんなとお酒をのんで、踊って歌って年明けしました。
元旦からは、なんとなんとブルキナの料理をみんなで用意し、すっかりブルキナに浸ってすごしました!

2011年の目標は、なににしようかな~!って考えていたら、なんと5日から発熱!そして傷という傷が膿んで
世にも奇妙な足に・・・・・・・・・。そして困ったことに顔からも膿が・・・・・・・・。うげー!もう、耐えられない!
そんで、実は首都にきました。病院で検査して、ほっと一安心して今ブログを更新しようとしているわけで・・・・・・。
ホント、ブルキナの恐ろしさを新年から実感しているのであります。

こんな話題はさておいて、実は昨日(6日)貴重な体験をしました。
それは、里子として送り出される幼稚園児の調印式に参加したのです!

REOでは、フランス人のフランソワーズさんが運営するあしなが基金があります。
この団体は、欧米諸国の子供のいない夫婦に、厳密に言うとサンギエのグルンシの孤児たちを、里子として育ててもらうように紹介し、送り出すまでのすべての工程を行っています。
REOの幼稚園で活動し始めて早3ヶ月経ちますが、びっくりするくらい孤児が多いのです。
大体4パターンあるようです。
①親戚がいる場合、親戚に引き取られる ②子供のいない裕福なブルキナの家庭に引き取られる
③環境省裏にある孤児院で16歳まで生活する 
そして・・・・・・・・④このフランソワーズの団体支援をうけて里子として欧米で生活する

幼稚園の年長クラスのモイーズくんがイタリアに出発するための調印式に参加しました。
モイーズがイタリアに行くのには一年前から準備がなされていました。
両親となるイタリア人の夫婦バートン夫妻との文通、電話、お泊り保育などいろんな工程をクリアし、健康的にも問題ないので6日、イタリアに旅立つことになったのです。
いままで、モイーズは子供のいないブルキナの人の家庭の子として3年間過ごしていました。
おとうさん、おかあさんが年老いていること、そしてモイーズの将来を考える両親が望んで、イタリア行きを決定したけれど、内心はどうなんだろう?私はそればかり気にしていました。
モイーズを毎日お迎えにくるお母さんを知っていたから。

ところが、イタリアからバートン夫妻が来てびっくり!
私のしらない一年間のプロセスで、モイーズも、両親も、そしてあたらしく両親になるバートン夫妻の絆のつよく結ばれ
一人ひとりの決心がしっかりしていること。完全に心の準備ができていること。
それだけ、真剣にこの一年間準備していたんだな~と感じ、なんかじ~んとしました。

モイーズは調印式で、「ぼくは大きくなったら、幼稚園のせんせいとおともだちにお米や油や野菜を買ってとどけてあげたいです。REOのみんなに会いに来ます」と挨拶しました。
もう、号泣・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6歳の子が、一生懸命考えて発したせりふに感動しました。
彼がどんな成長を遂げるのか?たのしみで仕方ありません。

REOの子供の笑顔でたくさん元気をもらっているわたし。
わたしも彼らにたくさんパワーをあげられるようにがんばらなくちゃ!

まさにクリスマスの奇跡☆
12月25日に生まれました!友達マリージャンのベイビー!
なんと、クリスマスに陣痛がきてしまい、私とロザリとで病院に運んだのです!
REOの病院は本当に粗雑なものです。蚊帳もなく、ベッドもない・・・・・・。
そんな中、マリージャンは2600グラムの男の子を出産しました。
現在はおうちで毎日おっぱいをたくさん飲んで、すくすく育っています!
左がモイーズ。イタリアに出発しました。がんばれモイーズ!
右はグラス。ロザリの娘です。お別れの日に撮影しました。
モイーズとグラスは仲良しだったね!

1 件のコメント:

  1. モイーズ君がんばって欲しいですね。
    それにしても、病気やら怪我やら大変ね。
    病気や怪我に慣れたりあたりまえにならないように注意!!

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