2010年11月11日木曜日

ブルキナで学ぶ

首都での生活ももうすぐ3週間になります。

もう11月も半ば!はやい!お元気ですか?
2年に一度の工芸祭SIAOもおわりました。疲れがど~っとでたのか、かぜをひいていますが、

昨日は免許の試験、そして今日は実技。明日も炎天下の中、実技・・・・・・・。
気合です!生活のため、仕事のためにはなんとしてもがんばって免許GETしなくては!
教習のこともおもしろいので、後日報告します。

今日はSIAOのこと。
SIAOが私のブルキナでの初の大仕事でした。
言葉も、習慣も、年齢もばらばらな人間が集まって、ひとつのことをやることで、大きなストレスがあったり、
衝突があったり・・・・・・・。めんどくさいな~って思うことがたくさんあったように思います。
日本だったら、もっとスムーズにいくんじゃないかな?とか悲観的に捉えることもありました。
SIAOに参加して私はなにを得たか?そしてなにか貢献できたか?

やはり、ひとりの力は小さいと感じました。
みんなで協力したり、ちょっと青春っぽいけど力を合わせて乗り越える・・・・・これが最大の武器。
そして、自分が楽しんでやること!これが一番。自分の笑顔が消えたとき・・・・
それは周りの人も楽しくなくなってしまう・・・・・。いかに、たのしくやるか!いかに楽しさを伝えるか!
これが大切だと再確認しました。

ゴミ拾いで私は多くのブルキナべと衝突しました。
ゴミ袋をけられることもあったし、ごみを足でけられて拾え!って言われたこともあったし、汚いという視線を浴びたこともあったし、協力を求めるとなぜかお金をせびられたり、本気で喧嘩もしました。
イベントだから、やらなくちゃ!っていう義務感のようなものあったけど、最後は意地になっていたような気がします。自分の国なのに、ゴミすら拾わず、赤ちゃんはゴミを食べてしまうし・・・・・。
のんべんだらりと座っているブルキナの警察官に本気で説教もしたり。
TVの取材を受けても、きれいごとばかり言うアナウンサーにキレたり
。(コメディアンがインタビューに来たときには笑って取材に応じました!9日、そのインタビューが放映されたそうです。ついにTVに登場!やった~!)

私は怒っているばかりで、啓蒙のようなことはできませんでした。
自分の感情をむき出しにすることで、そのときはすっきりするけど、やはりそれはブルキナの人には何も残らない。
それに気づいたにはSIAOが終わるころでした。ゴミ拾いをすること、国をきれいにすることってたいせつでしょ?って笑顔で言えたらきっと、心の中も、腹の中も、私の顔も違かったのかな~と、すこし後悔したり。
いい顔して活動できるようになるには、自分自身の成長が必要だな~と感じました。

暑い国、貧しい国での活動は予想以上に心も体も疲れます。でも、みんなと一緒にがんばったことで、大きな達成感と喜びを得ることができました。ほんと、仲間に感謝です。
いつも笑顔でいられるように、感受性豊かに!たまにキレる!なんちゃって。
自分ひとりでは何もできないけど、私と活動してたのしいな~って言われるような人になりたいと思います。

そろそろREOにかえれるのでうれしい!
帰ったらたらふくロザリの手料理を食べます!まっててね~ロザリ~!

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