2010年9月7日火曜日

いろんな、さばあれ!

ジャワネ!みなさん、元気ですか?28才になって、充実の週末を過ごしたわたし。 昨日も一日遊びました!こどもとね!昨晩は喘息がでてすっかり寝れませんでしたが、
新しい一週間を健やかに迎えました。

しかし、7時・・・・・・・・・・・・・だれもいない!
ので、局長の家にいくと、朝からうちの局長、骨付きの肉を食べている・・・・・・・・!
思わずわたし「局長、7時!朝から豪快ですね!」
すると局長「ゆき、最近肉たべてないだろう?食べるか?僕はたべたらすぐ出勤するよ!
さばあれ!」
局長は昨日、バンテアン(21日に一度のREOのお買いもの祭り)で犬食べてたし!


だから太ってるんだ・・・・・・・・・・・・。でも、さばあれ!


ちなみに、さばあれ!はça va aller!というフランス語。
英語だとIt’s OK!とか、All right!とかかな~
日本語だと、大丈夫!とか、なんとかなるさ!が当てはまるかな?
沖縄だとなんくるないさ~になるのでしょうか?


REOの環境省をはじめ、REOで、ブルキナでこのサバアレ!Ça va aller!はよく言います!
要は、なるようにしかなかならないから!なんくるないさ~!なんとかなるさ~というポジティブなんだか、適当なんだかわからない、自分の気持ちしだいでいかようにも捉えられる便利なおまじないのような言葉です。


私もよ~く使うようになってしまいました。
意外と几帳面な私は、小さいことによくひっかかります。というか、小さくないんだけど。
たとえば①一ヶ月前に頼んだ家具がこない!理由は運ぶ車がない!
たとえば②局長とあいさつまわり。まだ行ってない所たくさん!理由はガソリン代がない!


こんな感じ。


ちょい昔にちいさなことにくよくよするな!というベストセラーの本ありましたよね?
わたし、この2年が終わったらきっとちいさなこともちょっとくらい大きなこともくよくよしないようになれるかもしれません!


そんでもって、本日。


私はバオバブの木が書いてあるお気に入りの布で旦那さんに服を作ったので送るために、仕事を抜け出して(ちゃんとしたよ!書類をタイプしたくらいだけど)郵便局へ。
私は小包をテープでがちがちに固定しました。日本に無事届いてほしいから。
そのテープの上から液体のりで切手を貼ろうとする、郵便局員!
普通くっつかないでしょ?どう考えても!


こんなやりとり・・・・・・・・下記の工程をお楽しみください!


私「ねえねえ、ムッシュー、これテープだから、ちゃんとテープで切手と書類はらないと日本に行くまでにとれちゃうよ?テープで上からはって!」
郵便局員「・・・・・・・・・・・・」
私「聞いてる?」
郵便局員「REOののりは強いから大丈夫だよ!マダム!」
私「おい!高い郵送料払ってんだから、ちゃんと手続きしてよ!」


まあちゃんと手続きしてくれたんだけど、私はテープの上に液体のりで固定する、その態度がコンプリケ!(混乱!)だったので、かみつきました。まわりの人は爆笑!


私「これ。大切なプレゼントだから、ちゃんと届くようにしてね!届かなかったら私泣くよ?テープは?」
郵便局員「セロハンテープとかガムテープはない!マダムもってないの?」
私「ええええええええ~郵便局でテープないって?首都にはあったよ?」
郵便局員「REOの郵便局はないよ、でも平気。ほら、見て、きれいにはったから。さばあれ!」


私が甘かったのか・・・・・・、ここでひとつ勉強になったのです。
①REOの郵便局に行くときはテープを持参すること
②信じること
③サバアレ!といわれたらやはり信じること!
きっと2週間後くらいには私のだんなさんの手元に届くであろう、この小包。
REOのサバアレ!が本当にサバアレ!なのかがわかるときはもうすぐです・・・・・・・。


旦那さんへ、小包届いたら連絡ください。わたし心配です。


このサバアレ!はきっと信じろ!大丈夫!という意味もあるのだと思うのです。
だから、私は信じることにしました。そしてこれからもそうします。
郷に入りては郷に従え!です。




さらに、うちの秘書のロザリのサバアレ!は深いのです・・・・・・・。
彼女、旦那さんが小学校の先生です。日本とは違い、休みもながく、小学校の先生といっても安定はしていません。さらに、お兄さんのなくなった子供を含め6人の子供と義父、義母と住んでいる彼女。
生活が大変なので、長男を自分の実家に預け、おばあちゃんに育ててもらう決断をしました。
9キロ先の村です。そして旦那さんはすこしでも給料がよいほうがいいからと10月から一年、隣のナヤラ県の学校に一年行きます。65キロ離れています。日本と違い、簡単には会えません。


私はさみしくない?と聞きました。するとロザリは夫ががんばるからわたしもがんばるの。だから息子にもがんばってもらうの。といいました。要は生きていくためには家族で苦しさも分け合うということでしょうか。


でも、そんなおも~いふかい話を私たちは手芸をしながらしたんですけどね。
局長が外出して、仕事がそんなにない日は私たちは二人で私の部屋に行って手芸をします。
ハギレをもらってきてシュシュをつくってます。ちいさなおしゃれのため!
紅茶を飲みながら2時間の楽しみです。
いろんな話をします。若者の雇用のはなし、旦那さんとの話とか。でも、いろんな議論をしたあとにロザリはかならず「サバアレ!」と笑っていいます。


簡単ではないです、彼女の生活。でも、そんな彼女のサバアレは、実際になんとかなりそうに聞こえます。




この土日のわたし、ロザリの家でたくさん遊んでたのしみすぎ、昨日は豪雨の中、洗濯物をほしっぱだったことをすっかり忘れていたのです。ほんとおちょこちょい!
でも、隣に住むセバスチャンの奥さんのレジーナが洗濯物を取り込んでくれてさらには扇風機で乾燥させてくれたという!彼女に今日作ったシュシュをプレゼントしました。


そんなこんなでいろんなサバアレをきいて一週間がはじまってしまいました。
月曜から濃い!!明日はなにが起きるのでしょう。そしてどんなシチュエーションのサバアレが聞けるでしょうか!
毎日仕事という仕事はないけど、なんかたのしいな!って思える今のわたし。


きっとREOの2年はサバアレ!Ça va aller ! です!!!




※ブログに写真はなかなかのせられないREOです。なので、長い文章ですが、どうか読んでいただけますように!(祈り)
都市に行ったらアップします!






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