2010年9月23日木曜日

情報通


ブログに書きたいことがたくさんあるので、たくさんかけるときに書こうと思います。
秘書のロザリと私。週7日で顔をあわせています。
彼女は環境省から1キロ町の中心方向に行ったところに住んでいます。土曜日、日曜日、昼になると携帯に電話してきてくれます。『ごはんできたからたべにきな!』この一言。

そのあと、私は自転車でびゅ~ん!

たくさん食べた後は、4時間ちかく子供とあそびます。ゴムだん、ドッジボール、折り紙など。
その間ロザリは友達とお茶したり、美容院に行ったり、掃除したりします。こういう週末を過ごすようになって、私は彼女の友達と知り合うようになり、美容師さん、学校の先生、○○ちゃんのおかあさん、お菓子やさん、家具やさんのおくさん・・・・・・・。名前が覚えられなくても、顔を覚えるのが得意なわたし。道で会えば挨拶するようになりました。
すると、ロザリ。『わたしの友達がゆきが挨拶してくれたってよろこんでたわよ~1回しか会ってないのにね~』
うれしい限りです。このコネクションは顔が広がるだけでなく、情報量も格段に増えます。
たとえば、○○さんの奥さんは不倫してるとか、○○ちゃんちのお父さん失業したとか。
さすが、主婦です。おかげで私のフランス語能力は変な単語ばかり格段に成長しました。きっと。

環境省でも、ロザリの情報はものすごいです。彼女は今の局長がREOにきてからずっと働いているので5年、REOの環境省の実態を見てきているのです。
いや~すごい。局長のこと、局長の家のこと。各市局の森林官のこと。一番知っていると思います。
うちの局長、午後になると毎日クドゥグに行きます。この日課で私の挨拶まわり、面談は何回おじゃんになったかわかりません。あまりにもすっぽかされるから、ロザリに『局長なんでいつもいないの?』ってききました。
すると、ロザリはわたしの耳元で『あれよ、あれ。』

※そのあれ、はご想像にお任せします。ここでは控えます・・・・・。きけんきけん

さらに、娘のクラリスは局長夫婦と一緒の家には住んでいません。お手伝いのアントと離れた小屋?でくらしています。お兄ちゃんのアリオルは首都のワガドゥグ大学に通い、学校のある間は首都で一人暮らしをしています。彼女をつれてくるし、バイクもPCも洋服もいいもの。でも、クラリスはおしゃれに気を使うかんじでもなく、一生懸命働きます。
心優しいクラリス。でも、なんか引っかかって情報通ロザリに質問。『クラリスって長女だよね?』
すると、ロザリは私の耳元で『局長のお兄さんの娘。本当の娘じゃないの。お兄さん亡くなって、クラリスをひきとったのよ』
病気(マラリア)で早く亡くなる人が多いブルキナでは、こういう家庭多くあります。
しかし、やはり実の子と扱いがすこし違う、いや、かなりちがうのを目の当たりにすると心がちくっとします。日本とはすこし違うんですね。きっと感覚が。子供は大人のためにたくさん働き、孝行します。
日本では大人がまず子供のために・・・・・と考えるのが一般的でしょう。
いろんな感情がクラリスを強く、そしてやさしくさせているのだとおもいます。私がこまったな~って思うタイミングにクラリスはそっと助けてくれます。自然に。ごく自然に。
妹のような存在なのに、ものすごい心の広さを感じます。たまに私の部屋に来ては、こんど縫い物教えて、PC教えて、日本の写真みせてっていいます。唯一わがままを言えるのがわたしの家なのかもしれません。
この2年で姉妹みたいな関係が作れるといいな~と思っています。

では、では!仕事にもどります!
ロザリねえさんのおかげで、着実にすこしずつREOになれています。うれしい限りです。はい!

いい情報も悪い情報もすべては自分のREOライフのためです。

今度はねえさんとねえさんの娘とわたしとおそろいの洋服を頼もう!という話しになっています。

きっとそのころ私の髪も編みこまれているでしょう!めざせ!REOネーズ!!!

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